僕は大体月に5冊は本を読む様にしています。
読書好きの人には大した量じゃないと思いますが、とにかく僕はどんな月でも5冊は最低読む様にしてるんです。その中でもやっぱり心に残る本っていうのが沢山あります。もちろんハズレもあります。ハズレっていうか僕に合わないとか、今は別にこれじゃないっていう内容の本です。
自分で実践していけば、本は知識の宝庫だと思う。
読むだけだと特にあまり意味は無いと思うんですよね。小説ならまだしも。
ビジネス本でも啓発本でもなんでもいいですけど、「読むだけ満足」ってあると思うんですよ。読むだけで出来た気になる。やった気になる。それだと本のパワーは全然活かされないんですよね。
いかにして自分の環境や仕事に本の内容を落とし込み、具現化できるかがポイントだと僕は思っているわけです。
それで僕が3年くらい前に読んだ本で「10人の法則」っていう本がありまして、その本の冒頭で
あなたが、心から大切だと思う人は何人あげられますか?
っていう感じで問いかけられるわけです。目を閉じて本気で考えてみてくれと。10人あげてくれと。
それでその人達に1年以内に恩返しをしてくれと。恩返しって言っても何か土産を買って渡すわけではなくて、ただ「感謝の気持ちを述べる」「ありがとう」と言う事を1年以内に必ずやりなさいと。
自分の夢は自分だけの夢ではないことを確認できる。
要は自分の人生は自分だけで成り立っているわけではないんだと言うことです。周りの人の支えがあって初めて今の自分がいる。みんなそれはわかっているだろうけど、感謝を言葉に出していない。行動にしていない。
だからまずは恥ずかしいかもしれないけど感謝の気持ちを伝えようよと言うことです。
どうです?やっていますか?実際スーパー恥ずかしいですよね。いきなり「ありがとう。今の俺があるのはあなたがいてくれたから」って言うの。だって言ったら絶対に
「え?急にどしたの?」「どこかに逃亡でもするの?」ってなりますよね。
人は嬉しいと感謝したくなるし、感謝すると嬉しくなる。
これが人間の脳のメカニズムみたいです。当たり前ですけど何かされて嬉しいと「ありがとう」と感謝を伝えます。
ただ先に自分から日頃のことを改めて「感謝する」んです。先に感謝がきます。そうすると嬉しい気持ちになるっていう法則です。
僕は毎年12月に社員のご両親に向けて手書きのクリスマスカードを送ります。クリスマスカードと称したお礼のお手紙です(笑)
自分の子供が真剣な顔をして働く姿ってあまり見る機会がないと思うので写真も添えて、僕から親御さんに感謝の気持ちを伝えているんです。そしてこれからも応援してほしいと伝えているんです。
そうすると不思議と自分の気持ちも何か変わってくるんですよね。なんていう感情なのかな?嬉しいっていうか、ほっこりっていうか、穏やかっていうか・・そんな感じです。
なのでせっかく読んだ本は必ず何かしら実行してみたほうがいいです。もったいないですもんね。それと必ず最低10人には感謝の気持ちを面と向かって伝えてみましょう。恥ずかしいですけど(笑)
勝野太一朗


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