子供が出来ていろいろな事が自分の中で変わり出し、自分の周りでも沢山の事が変わり出しました。
長男が生まれてもうすぐ6年になりますが、子供が生まれた事によって子供自身が勝手に周りに影響を与えてるって事って凄く多いと思うんです。
その中で僕の周りでもよく聞く自分の親の変わり具合はやっぱり大きいです。
「孫は違う」ってよく聞くけど本当だね。
僕は小学生、いや中学生くらいまで親父が怖くて仕方なかったんです。
学校サボって学校の先生に怒られようが、何かして警察に捕まろうが何よりもその後の親父が怖かった。
恐怖以外の何物でもなかった。
どれくらい怖かったかって言うと、小学生がお祭りに行くのに「屋台で何か買いたいから500円ください」って言う事を1週間前から気を持ちながら準備しないと言えないくらい怖かった。
小学校4年生で「門限を5時から6時にしてください」って言うのに1ヶ月くらい掛かるくらい怖かった。
それくらいただただ怖い存在だった。
それでも世の中に親父に比べて子供がやる事にだいぶ寛容的で理解があった。
中学から18歳くらいまではいろいろあって迷惑もかけたけど、基本的にぶん殴られて終わりで特に後ずさりもなく、その後の規制が厳しくなる事もなかった。
だから何かあって迷惑掛かりそうな時は親父にだけは先に話しておいた。母親には内緒で親父には先手を打っておいた。そうしたら恐るものは何もないから。
それくらいただただ怖かったんだ。
その恐怖の代名詞とも言える親父が笑ってる。
すげー笑顔。
自分の子供が生まれるまで見た事無いんじゃないないかって言うくらいの笑顔。
だから子供たちは「じーじ」が大好きだ。
だってじーじが怖いって知らないから。
この前、空気を入れて遊ぶバットで遊んでいたんだ。それで長男がじーじの頭を叩いたんだ。その前にじーじが先に長男の事を叩いて遊んでいたからそれのお返しでやり返したんだ。
そんなわけない。怒るわけないのはわかっているのだが、俺は一人で「ヒヤッ」っとして見ていてが「おー!!やったなーーー!!!w」って言いながらその後も戦い遊びをしていた。
その時思ったんだ。
孫ってスゲーなって。
孫に対しては教育する「責任」が無いから、ただただ可愛がればいい。って誰かが言ってたのを思い出して、こういう事なんだなって改めて感じたんです。
だってもし僕が子供の時に空気の入ったバットで叩いたら、空気入ってない拳で殴られて終了だったと思うんです。
それが「おおー!やったなーーー!w」ですからね。
孫って素敵です。僕も孫に対してそうなるのかな?
それでは親父さんに愛を込めて
勝野太一朗


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